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テレワークを導入しよう! 其の一 ~取り組む前にやるべきこと!~

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はじめに

こんにちは。Work is funnyのスフィです。

人材確保が困難な昨今、働く環境の改善に目を向ける企業が増えて来ています。

 

そこで注目されているテレワークですが、総務省の発表では、日本の企業での導入率は約14%で、まだまだの結果となっております。

と、言うわけで今回から何章に分けてテレワーク導入実現に向けてのコンテンツを配信していきます。

是非、参考にしてください!

 

テレワークってそもそも何?

テレワークとは?

簡単にご説明すると、ICT(情報通信技術)を活用して、どこでもどの時間でも柔軟に働ける形態のことを指します。

 

テレワーク自体は造語で

tele = 離れたところwork =   働く

を合わせた造語です。

 

※IT = 情報技術  通信まで含めた技術をICTと呼びます。

 

実は昔からテレワークは存在した

テレワークの登場は実は1970年台には存在してました!

当時のアメ車といったらかなり大気を汚染する物質をばらまいており、車通勤によって大気汚染の緩和のためにスタートしました。

 

また、しばらくして1980年台にはPC活用などが進むなど、さらにテレワークが注目され普及しいき、

現代のアメリカでは適時テレワークを導入している企業が、なんと全体の85%となっております。

日本はまだまだ遅れをとっていると言えるでしょう。

 

テレワークにも種類がある

在宅勤務

その名の通り自宅で仕事をする働き方です。

子育て、介護の問題を抱えてる人でも通勤によるタイムコストを削ることによって

働きやすく、キャリアを継続しやすくなるなどメリットがあります。

 

モバイルワーク

様々な場所で効率的に業務を行えるのがこのモバイルワークです。

物流関係、営業など外出することが多い業務に威力を発揮します。

ブランクタイムにカフェやコワーキングスペースをうまく活用することで効率的に仕事ができ生産性の向上が期待できます。

 

サテライトオフィス勤務

これは企業で導入されているところが多いのではないでしょうか。

出張先の営業所や出張先の近くの営業所、など勤務先でない営業所で仕事ができる働き方です。

 

テレワークのメリット

社会的なメリット

  • 移動が難しい障害者の雇用がしやすくなる
  • 将来生産人口が減っていく中でプライベートな時間を確保しやすくすることで、労働人口の確保が期待できる

企業のメリット

  • 通勤コストの削減
  • 生産性の向上
  • 優秀な人材の確保
  • 離職率の低下
  • 災害時の事業復旧が早くなる

従業員のメリット

  • プライベートの時間の確保
  • 職場ストレスの減少
  • ライフワークバランスが取れる

 

テレワークのデメリット

  • コミュニケーションがオンラインに偏りがち
  • 環境整備とコンプライアンス整備にコストがかかる

コミュニケーションがオンラインに偏りがちなので、

顔をあわせるルールやイベントは設けたいところですね!

 

テレワーク導入までのフロー。
導入までにやるべき事とは?

上図の通りテレワークを導入するにあたり、やらなければならない事がたくさんあります。

ただただICTを整備するだけではいけないんですね…。

 

でも、大丈夫です!一つ一つ実施していけば実は難しくはないです!(一部大変ではありますが…。)

順番にご説明していきます。

 

目的設定

前述でテレワークのメリットご紹介しましたが、企業はどこを目的としてテレワークを実施する目的と目標の設定は不可欠です。

 

国が推進しているから、便利だからというあやふや理由で導入すると浸透も難しいですし、

後に評価と改善する際に何に対して評価をするのかも曖昧になってしまいます。

 

まずは目的をしっかり設定しましょう!

 

目的の共有・プロジェクトチームの結成

目的を設定したら、プロジェクトチームを結成した方が導入までがスムーズになると考えています。

と、いうのはテレワークの環境整備はICT環境と労務環境、実施する部署などそれぞれの部署が関わっていくことになります。

しっかり目的を共有し、従業員にも何のためにテレワークを導入するのか理解してもらう必要があります。

 

現状の洗い出し

テレワークを導入するために実施する現状の洗い出しは非常に重要です。

テレワーク後の管理方法と今の管理方法が変わってくるのできちんと知っておく事が必要になります。

 

  • 具体的には
  • セキュリティルール
  • ICT環境
  • 就業規則
  • 勤怠管理方法
  • 業務管理方法

 

などがあげられます。

 

範囲の決定(部署・業務・時間)

テレワークをどの範囲で導入するのかを計画します。

 

どの部署の誰が対象になり

どの範囲の業務までを

週に何回、及び一日に何時間をテレワークにするのか

 

などを決める必要がございます。

 

部署一色単にすることはすごく難しく、同じ部署内でも対象者を選定する必要があります。

 

例えば新入社員がいた場合、同じ部署でも人材育成をしながらとなると

やはり勤務先にきていただかなければならないどの問題が発生してくるからです。

 

テレワークは様々な観点、セキュリティポリシー、取引先との契約までを把握し範囲を決める必要があります。

 

環境整備

現状の洗い出し、範囲の決定までをしたらいよいよ環境の整備が始まります。

 

ICT環境

労務環境

勤怠管理

セキュリティルール

 

など運用に必要な環境を整えます。

 

従業員への説明、研究

環境整備が整ったらいよいよ実施向けて動き出します。

従業員に就業規則の変更がある場合は就業規則、ルールの説明、テレワークをする際の申請方法、ICT環境の利用方法、セキュリティルールなどを詳しく説明していきます。

 

あとがき

いかがでしたか。今回はテレワーク導入までにしなければいけないことを

整理させていただきました。

 

社会的にも企業としても個人としてもメリットが多いテレワーク。

導入に際して整備しなければいけないことも出てきますが、逆に言えば業務改善にも繋がります。

テレワークに興味を持っていただけたら嬉しいです♫

 

次回は『其の二 ルール整備』を配信していきます!

 

 

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