こんにちは。Work is funnyのスフィです。
先日Windows7のサポート終了の記事を書かせていただきましたが、
サポート終了するのはクライアント端末だけじゃないんです!
そうなんです!サーバーも来てしまうんです!(恐ろしや)
今回はサポートが終了してしまうWindowsServer2008r2について、解決策まで含めご説明していきます。
1.WindowsServer2008r2 サポート期限は?
Windowsserver2008のサポート期限は2020年1月14日です。
そうです。7と一緒なのです。
WindowsServer2008とWindowsServer2008r2※1がサポート終了対象になります。
※1 WindowsServer2008の1年半後に出たOS。PowerShellがより強化されている。
2.WindowsServer2008r2は様々な用途で使用されている
WindowsServerの役割をあげたらキリがありません。
業種によっても多種多様な使い方をしております。
例えば
デザイン事務所などであればプリントサーバーとして、
物流などでは業務システムを動かすアプリケーション用としても使われています。
他にもファイルサーバーとしてやActive Directoryの構築で導入されているところもございます。
3.サポート終了でどうなるの?
windows7のサポートが終了すると実際どうなる?解決策は?
でも記載した事と重複しますが、セキュリティ更新プログラムが受け取れなくなります。
脆弱性が見つかっても何もできなくなるという事ですね。
企業でサーバーを使用している場合。
もちろんアンチウイルスソフトやUTMを設置してファイアーウォールを構築していると思いますが、
日々進化している近年のウイルスはファイアーウォールの空いてるポートをついて侵入して来たり、
ファイルレスと呼ばれる方法でアンチウイルスソフトによる検知をスルーして来たりします。
なので、業務システムなどを動かしているとすると、
完全に業務が停止してしまうリスクを抱える事になります。
4.解決策は!?
ではどうすればいいのかと言うと
優先的に考えていただきたいのが
システムの再構築です。
やはりこれがベストです。
しかし中小企業の悩みとしてはここに何千万円もするコストをさけられないから
しょうがなくそのまま使い続ける企業が多いです。
中小企業ではコストを抑えつつ安全性を保つ必要があるんです。
そこで、オススメの解決策をご紹介いたします。
4-1.P2V
それは"P2V"です。
聞き慣れない言葉ですよね。
簡単にご説明すると、今貴社で稼働しているサーバー内のアプリケーションやらデータやら
丸ごと仮想サーバーにお引越しする事です。
Windows2008r2でも、もっと古いサーバー(2003)でも対応が可能です。
もっとも2003とかになると、セキュリティと言うより筐体自体が壊れかねないですが…。
仮想サーバー内にサーバーを作ってそこで稼働します。
その場合仮想サーバーはサポート対応のサーバーである必要があります。
これによって安心・安全を確保しつつ運用が可能になるわけですね。
出来上がったシステムのお引越しなので、再構築より断然安価で対応できます。
現状何も不満がなく、新しい機能などを求めていない企業様にはオススメです。
まとめ
サーバーの引越し"P2V"。
業務停止のリスクを解消しつつ、今まで通りの業務が遂行できる技術です。
お困りの企業様の参考になりましたら幸いです。では、また次回のコンテンツで!